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トヨタ式の標準化について、簡単に解説しています。生産現場に関わらず、仕事、作業というものは標準化して、仕組みで仕事ができる環境づくりが必要ですよーということを分かりやすく記載しています。

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トヨタ式の標準化について、簡単に解説しています。生産現場に関わらず、仕事、作業というものは標準化して、仕組みで仕事ができる環境づくりが必要ですよーということを分かりやすく記載しています。

トヨタ式の標準化


<仕事、作業を標準化して、仕組みで仕事ができる環境が必要>

知識や理論によるシステムではなく、現場のアイデアや経験をもとにした仕組みを作り、
その仕組みに沿って仕事をすることが重要です。トヨタ式に言い換えますと、人の動きではなく、
仕事の流れに合わせて、全ての作業を標準化するということです。標準化というと、
マニュアル化のイメージが強く、言われたことしか出来ないマニュアル人間を育てるかのように
誤解されがちですが、マニュアルが完璧であれば、別にマニュアル人間でも問題ないわけです。
しかし完璧なマニュアル作成など、現実的には難しいお話です。そうなると仕組みで仕事が出来る環境を
企業が作る必要があります。知識を知恵にかえる文化をの会社が持っていなければなりません。
仕組みや文化がないのに、能力主義や成果主義をただ形だけ取り入れてもそれは個人の思い付きで
動いているだけになってしまいます。仕組みがないから、何をしていいかわからず、
個人が矛盾やジレンマを抱え込んでしまう。ノイローゼやうつ病増えている背景には、
このような事情もあると考えられます。

 

トヨタ式の標準化 ~継続~


ですのでまずは標準化しなければ、それを検討することも改善することもできません。
それは事務職や営業職についても同じことが言えます。 よく、考える時間は標準化できないか? 
という疑念が浮かびますが、仕事の仕組みが標準化されていない会社いくら考えても、
それは 考えていることにはなりません。標準作業が止まってしまった時に、その異常に対応することが
考えるということになります。そして考えたことはすぐにまた標準作業に反映しなければいけません。
何が問題なのかを考えているようでは、その時間は無駄だといえます。時代に合わせて仕組みを変えていき、
それを継続して進化し続ける
ことが肝要です。

 

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