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国家検定 機械検査技能士 1級|試験問題(真偽)を各ジャンルごとに回答付きで多数掲載しています。どうぞトライしてみて下さいね。

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国家検定 機械検査 試験問題|測定法


※「答え」をクリックして頂くと「〇(正解)」か「×(不正解)」が出てくるはずですが、万一文字化けで
「>」や「~」が出ましたら、「>」が「〇」で、「~」を「×」と読み替えて下さい、ごめんなさい。

【測定法】

1.JISの計測用語では、校正とは標準器、標準試料などを用いて計測器の表す値とその真の値との関係を求めることを規定している。 答え

2.JIS計測用語によると、量子化とは連続的な量の大きさをいくつかの区間に区分し、各区間内を同一の値と見なすことである。 答え

3.長さ測定の場合、アッベの原理とは試料と標準片を測定方向に一直線上に置くより、並べて置いて測定した方が誤差が小さいという事である。 答え

4.試料分散も試料標準偏差もデータのばらつきを表す尺度であるが、試料標準偏差は試料分散を平方に開いた数値である。 答え

5.外側マイクロメータに付属している基準棒は、器差検査に使用するためである。 答え

6.歯厚マイクロメータは、歯車の弦歯厚を測定するものである。 答え

7.JISによれば、サインバーの呼び寸法を100mm、200mm、及び300mmの3種類と規定している。 答え

8.ブロックゲージにおいて、組み合わせ個数の多少による精度の差は生じない。 答え

9.JISでは、ブロックゲージの測定面の硬さを600HV0.5以上と規定している。 答え

10.レーザー測長器を使用して正確に測定するには、測定時の温度、湿度及び気圧によって、測定値を補正しなければならない。 答え

11.JISでは、三次元座標測定機の精度試験方法に関する規定がある。 答え

12.精密平形水準器のA級は、主気泡管の気泡の長さが調節できるように気泡室を設けている。 答え

13.外側マイクロメータは、測定力を一定にするため、ラチェットストップ又はフリクションストップにより、一定測定力以上になると空回りするようになっているが、測定力は最大測定長に関係なく、すべて400~600kgとなるようにJISに定められている。 答え

14.電気マイクロメータは、ふつうのマイクロメータに比べて倍率の切り換え及び0点調整が簡単にできる。 答え

15.JISによるダイヤルゲージの長針は、スピンドルを押し込んだ時に時計の針と同方向にに回転しなければならない。 答え

16.サインバーでは、基準面に対して一般に約45度より大きな角度を設定しないが、これはサインバーの落ち着きが悪いという理由のみによる。 答え

17.JISによる1種の精密角形水準器の底面と両側面との直角度は、1mにつき0.01mm以下である。 答え

18.JISによれば、精密定盤の使用面の平面度測定のための測定線の決め方を対角線法と井桁法の2通り規定している。 答え

19.JISによれば、精密定盤の等級を1級、2級及び3級の3種類に大別している。 答え

20.テーパ付きテストバーのテーパ部は、全て1/24テーパになっている。 答え

21.定盤の平面度を測定する時は、定盤の使用面をほぼ水平にして温度変化の少ない場所で、4点支持により全面を測定する。 答え

22.花こう岩製の検査用定盤は、傷が付きやすく温度による変形があるため、平面度を保つことが困難なので、精密測定用としては使用できない。 答え

23.JISでは、定盤の平面度の測定方法として、水準器による方法とオートコリメーターによる方法の2種類が規定されている。 答え

24.JISで規定されている1級Vブロックの各項目の精度の許容差は、2級許容差の1/2である。 答え

25.定盤は、原則として3点で支持されるが、2点支持側の足の位置は、一般的にその長さ方向でのエアリ点である。 答え

26.三針法により、おネジの有効径を測定する場合、使用する針は、ネジ山の角度誤差の影響が最も少ない系のモノを選ぶ。 答え

27.測定器の滑り部分及び、回転部分の摩擦力は、測定器に戻り誤差を生じさせる原因の一つである。 答え

28.50.05mmのゲージを測定した時の読みが50.03mmの外側マイクロで、他の部分を測定した読みが50.04mmであれば、この部品の十寸法は50.02mmである。 答え

29.三針法によりオネジの有効径を測定する場合において、原則として平均表示針系に近い針を1本側に置く。 答え

30.外側マイクロにおいて、フレームのどこを持っても体温の伝わり具合は同じである。 答え

31.測長器で標準尺と被測定物とを比較して寸法測定を行う場合、標準尺の目盛面と被測定物とを一直線上に置けば、ベッドの滑り面の誤差を小さくすることができる。 答え

32.本尺の1目盛が0.5mmで、バーニヤが12mmを25等分したノギスの最小読取り値は0.02mmである。 答え

33.限界ハサミゲージでは、軸の曲りや断面の等径歪み円(おむすび)の誤差を知ることはできない。 答え

34.直定規の縁を測定面に当てて、太陽光線で見たときに色づいて見えたことから、この隙間は10μm程度であることが分かる。 答え

35.テコ式ダイヤルゲージを使う時、測定面と測定子軸とがある角度をなして接触する時、その角度の大きさによって誤差が異なる。 答え

36.JISによるブロックゲージ2級の精度の許容差は、呼び寸法25mm以下の場合、寸法の許容差±6μm、平行度の許容差3μmを越えてはならない。 答え

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国家検定 機械検査 試験問題|検査法


【検査法】

37.外側マイクロの測定面の平面度を測定する時、測定面にオプチカルフラット(またはオプチカルパラレル)を密着させ赤色干渉じまの数を読み取る。 答え

38.JISでは、シリンダーゲージの測定子の測定面はなめらかな球面であって、その曲率半径は、測定範囲の最小寸法の1/5以下としている。 答え

39.冬季、10度の工場から鋳鉄製測定用定盤を20度の恒温室内に持ち込んでその平面度を検査する場合、鋳鉄は熱伝導率が非常に良いので、定盤の周辺全面が20度の空気に触れていれば、直ちに測定を始めても差し支えない。 答え

40.三針法により測定したオネジの有効径の値が許容差以内であれば、ネジ用限界ゲージの通り側は必ず入る。 答え

41.オネジの有効径は、ネジリングゲージで行うのが最も正確な方法である。 答え

42.軸製品の円筒度を測定する場合は、外側マイクロで円周方向の直径差と軸方向の直径差を求め、その大きい方を取ればよい。 答え

43.マルテンサイト系ステンレス鋼の表面欠陥を検出するため、磁粉探傷試験を行ったところ、欠陥指示が出なかったので無欠陥と判定した。 答え

44.三針法は、単にオネジの有効径だけの測定であって、ネジ山の角度やネジのピッチは測定できない。 答え

45.平面度とは、平面形体の幾何学的にただしい平面からの狂いの大きさの事である。 答え

46.ストレートエッヂによる平面度の検査においては、隙間が10μm以上ないと光は全く通らない。 答え

47.穴及び軸限界ゲージで検査する時、通り側が入らなければ、止まり側はいかなる場合でも入らない。 答え

48.JISにおけるメネジの総合有効径の検査では、止まりネジプラグゲージを無理なく手でねじ込み、ゲージが4回転を越えなければ合格である。 答え

49.下図に示す円周3等分の穴位置を検査する場合、寸法Lは、次式にて求められる。 L=D・cos30°  答え

50.軸や穴を限界ゲージで検査した時、止まり側が不合格の場合は、その穴や軸は再加工によっても是正することはできない。 答え

51.回転軸の振れは、軸を極めて低速で回転させ、数回転中の軸表面の半径方向の動きの最大値で表す。 答え

52.平面研削盤(横軸角テーブル)のJISによる精密検査でテーブルの左右方向の運動の真直度を検査する測定器具は、直定規、テストインジケータ及びそこ保持具である。 答え

53.旋盤のJISによる精度検査において、主軸の振れ及び主軸穴の振れは、テストインジケータ及び保持具で調べることができる。 答え

54.工作機械の試験は、原則として工作機械の各部にわたって呼び運転し、潤滑油等の状態がほぼ安定した後に行う。 答え

55.材料のワレ等を検査するのに、磁気探傷検査法を用いることがある。この検査法では材料を磁化させることがあるが、検査終了後。自然消磁するので脱磁する必要はない。 答え

56.材料内部に存在する欠陥は、その大小に関わらずγ線、またはX線などの放射線検査によって検出される。

57.突合せ溶接のX線透過試験を行ったところ、溶接戦に波状の濃淡が表れていたため、表面状態を考慮して判定した。 答え

58.JISにおける鋼溶接部の放射線試験方法に使用される放射線は、γ線だけである。 答え

59.超音波探傷試験方法では、被測定物の内部欠陥の正確な形状を検出することができる。 答え

60.電球の寿命試験や材料の強度等は、全数検査を行うのが原則である。 答え

61.OC曲線は抜き取り検査方式の性質を示す曲線で、これによって任意の不良率に対して、そのような不良率を持つロットが合格になる確率を知ることができる。 答え

62.工程間検査とは、加工順序の良否を検査することである。 答え

63.検査員が、適時に現場を回り検査することを、中間検査という。 答え

64.浸炭焼き入れにより焼き割れが発見されたときはそのまま溶接で補修すると良い。 答え

65.焼き入れされた特殊鋼を研削中、研削面に小さな亀裂が発生したので、すぐに作業を停止して寸法に余裕があるので加熱温度度120~150℃くらいで焼き戻しをして、内部応力を除去する必要がある。 答え

66.FC25のシリンダライナの内径仕上げ面が、図面寸法より約0.1mm大きくなったので、内面に硬質クロムメッキを行い、寸法通りに再仕上げをした。 答え

67.S30C製の軸の軸受け部分が0.05mm摩耗したので、硬質クロムメッキをして元の寸法に仕上げた。 答え

68.AOQLとは、検査完了時の不良率の限界値(平均出検品質限界)のことである。 答え


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国家検定 機械検査 試験問題|品質管理


【品質管理】

69.抜き取り検査の検査ロットは、同じ製品であれば、製造条件の違う製品を混入してもよい。 答え

70.管理図の安定状態とは、打点した点のほとんど全部が、管理限界内におさまっており、点の並び方にくせが無い状態の事である。 答え

71.偶然原因とは、管理図で点が管理限界内でばらつく原因のことであり、測定値がばらつく原因の中で突き止めて取り除くことが困難でやむを得ないとするものの事である。 答え

72.管理図を用いれば、各製品一つずつの合格、不合格を判断できる。 答え

73.統計的に用いられる分布中で、正規の分布とは計数値の分布中最もよくある分布である。 答え

74.ある測定によって得られたデータについて、標準偏差を求めたとき、その値は試料の正確さの程度を表している。 答え

75.管理図の管理線は、製造工程や資料の取り方が変わらない限り、引き直しを行ってはいけない。 答え

76.管理図のおいて、プロットした点が管理限界線上にある場合は、外に出たとみなす。 答え

77.計量値により製品の品質を管理する目的で使用する管理図のうち、メディアンと範囲を用いるものをメディアン管理図という。 答え

78.多種少量生産で、10数種の製品はいずれも1ヶ月に2~3ロットしか作業が行われないので、別々に管理図を使用するのは困難であり、且ついずれもバラつきはだいたい同じなので、各製品の平均全体の平均に修正してXバーR管理図を書いて工程管理を行った。 答え

79.ある作業工程で1目を群として、n=5のXバーR管理図で工程管理をしたら、群番号21から★★下図★★のように変化した。これは一般的にばらつきが大きくなったばかりでなく、平均値も上下にばらつきが大きくなったと判断される。 答え

80.一般的にp管理図で群の大きさを大きくし過ぎると、工程のわずかな変動でも点の多くが管理限界から外に飛び出してしまう。 答え

81.XバーR管理図において、予備データとして大きさ4~5ぐらいの試料が20~25組あればよい。79.ある作業工程で1目を群として、n=5のXバーR管理図で工程管理をしたら、群番号21から★★下図★★のように変化した。これは一般的にばらつきが大きくなったばかりでなく、平均値も上下にばらつきが大きくなったと判断される。 答え

80.一般的にp管理図で群の大きさを大きくし過ぎると、工程のわずかな変動でも点の多くが管理限界から外に飛び出してしまう。 答え

81.XバーR管理図において、予備データとして大きさ4~5ぐらいの試料が20~25組あればよい。 答え

82.XバーR管理図において、試料の大きさn=7であったので、R管理図の下方限界を入れなかった。 答え


82.XバーR管理図において、試料の大きさn=7であったので、R管理図の下方限界を入れなかった。 答え

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