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QC検定|会社のみんなと一緒に受けてみよう!

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QC検定|会社のみんなと一緒に受けてみよう!

QC検定|会社のみんなと一緒に




勉強の仕方,
会社の品質経営のため “QC検定”を戦略的に活かし学習をバックアップ


QC検定”(品質管理検定)については, 本誌でもたびたび取り上げ紹介しているので,ご存知の方も多いでしょう。2005 年の検定制度開始以来,これまでの受検者総数は60万人を突破し,毎年増加の一途をたどってきました。
様々な分野の企業がQC検定のことをポ スターなどを使って社内掲示板などで紹介し,受検を薦める光景を時々目にします。 紹介だけに留まらず,もっと戦略的にこの検定を活用しているケースもありました。 今回取材した企業は,まさにそのスタイル。いったい,どのような活かし方と教え方,させ方をしているのか?



テーマ解決活動



※問題解決をべースとする体系的•継続的な改善活動の全体を,「テーマ解決活動」と総称している

社内でQC検定の活用,受検が始まったのは2007年9月から。その背景として,会社 の根幹ともなっているCQMのことを理解しておく必要があります。
2006年に製造本部が日本品質奨励賞TQM奨 励賞に。2010年にはデミング賞.実施賞を受賞。 その有効性を製造部門以外にも拡げるため, 2014年からCQMを全社展開。こうした経過の中でQC検定も大きな位置づけと役割を担ってきたと,総合企画室長さんはいいます。


 

QC検定|会社のみんなと一緒に勉強


 「発端は,当時の製造本部長 の強いリーダーシップでした。製造部門でCQMを展開しているもの の,出力されるアウトプットが形式や格好にとらわれ,なかなかパフオーマンスが向上しない。そのため幹部の品質管理に関する理解 力,あるいは仕組みの重要性がどれだけ認識 されているのか疑問を感じていたところに, QC検定という制度が始まっていることを知 り,挑戦しようとなったわけです。高橋本部 長や工場長をはじめ,最初は22人が3級を 受検。客観的評価の仕組みと高いレベルを目 指して段階的に挑戦できる制度にも共感し, そこから検定の活用が始まりました」
CQMの全社展開の動きに合わせて,QC検定の推進は全部門へと拡大。現在の検定取得 率は50%を超え,本社領域で見るなら70% 以上。これからの課題は更なる広がりで,端
的にいえば営業部 門での推進。今そ の中心的な役割を担うのが,営業推進部営業管理課 QCサークルリーダーさんです。
「全従業員,約 1,800人のうち,営業職は400人以上で、国内営業拠点が北海道から沖縄まで69力所あり,その出先営業所の人たちにも いかにしてCQMを展開させるか。この1,2 年で徐々に理解は広がってはいるものの,本社との温度差を考えれば,同様にしてQC検 定の普及•拡大が急務であると思っています」

 

QC検定|会社がフォローしてくれる


<本人任せにしないで 試験対策をフォローアップ>

人財育成の柱の一つとしてQC検定を積極的,なおかつ戦略的にも活用するようになったこちらでは,そのための複数の教育支援策を整えているのが注目ポイントでしよう。なぜ積極的に検定対策の支援をするのかについて,QCサークルリーダーさんはこういいます。
「裏話をすれば,牽引役となった当時の製造本部長やほかの役員,管理職も,最初 は独学だけで試験に挑戦することに自信がな かったんですよ(笑)。そこで対策の講座を 開催。それが好評だったので,勉強も本人任 せにしないで教育支援をしていこうという考 え方が定着したわけです」
その支援策の重要な一つとなっているのが, 2級から4級向けに制度化している「受検対 策レベルアップ講座」。検定受検日の2週間 ほど前の土曜日に,本社で開催。後で触れる 自己啓発の通信教育,あるいは市販のQC検定教材を使って自分で勉強したものの,わか らないところがある,不安があるといった人 たちが多いようです。本社から遠く離れて当 日は参加できないけど講座内容を学びたいと 要望する人には,E メールやFAXなどを使 ってサボ1ートしているともいいます。
「教材はオリジナルで制作し,かなり工夫 しました。特に重視しているのが演習問題。 QCの理解を仕事の実践に役立てるのが本来 の目的ですが,ここではあくまで検定対策が 主眼。合格し,そのレベルの資格を取ったという自信につながれば,職場での仕事や発言 にもつながると考えるからです。そのため過 去問題を我々講師陣が分析。どういう箇所が 試験で出題されやすいのか,どういう解き方 をすればわかりやすいのかなどをアドバイス するようにしています」
さらにQCサークルリーダーさんは,こんなことも補足。



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