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仕事の教え方のコツや上手な方法を分かりやすく解説

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仕事の教え方のコツや上手な方法を分かりやすく解説

仕事の教え方のコツや上手な方法


 

仕事の教え方のコツや上手な方法




仕事の教え方のコツや上手な方法

その⑥

3. 第3段階一やらせてみる

ほとんどの仕事は,頭で記憶し理解しただけでは遂行することはできません。

知っていることと,やれることとは別であることが多いのです。

ですから,説明がすんだら相手にやらせてみて,体で習得させることが必要です。

・やらせてみて一間違いを直す

まず動作をやらせてみて,間違いがあったら早期に修正し,悪い癖が身につかぬようにすべきです。

・やらせながら,作業を説明させる

作業の手順は,動作を言葉で表現したものですから,動作ができれば手順は説明しやすいでしょう。

それを言わせることによって,手順を再確認させ,しっかり記憶させることにもなります。

・もう一度やらせながら,急所を言わせる

さらに体得させながら急所を言わせ,急所を急所として頭に整理し,記憶していることを確かめます。

たとえ動作として急所を正しく実行できていても,それを当人が急所と意識してやっているのか否かは,外見だけでは識別できません。

ですから,急所を言わせる必要があるのです。

・わかったとわかるまで確かめる

これは,第3段階の結論で1字左に出ています。

習う人が理解したと,指導者が理解するまで確かめなさいという意味です。

この確かめは,第3段階で何回か言わせたり,やらせたりしているうちに,次の四つのことを習う人ができるか,言えるかを確かめるもので,その四つとは,①動作の正確,②手順説明の正確,③急所を漏れなく言う,④急所の理由を漏れなく言う,のことです。

以上のうち,一つでもあいまいであるならば指導確認を続けなければなりません。

したがって,前の細目で動作,手順,急所を確認しているのですから,この細目で急所の理由を言わせて確認するようにすればよいのです。

4.第4段階一教えたあとをみる

この段階は,教え放しでなく,一人立ちできるまで面倒をみてやるということです。

(1)仕事につかせる

第3段階で,わかったとわかるまで確かめたならば,はっきり独り立ちさせて仕事につかせよ,ということで,それによって相手に依頼心を持たせず,責任感を持って仕事をやらせることができます。

・わからぬときに聞く人を決めておく

わからないときに聞く人を決めておけば,習う人はだれに聞いてよいのか迷うこともなく,いつも仕事を正しく上手に教えてくれる人から習うことができます(まず自分に,不在の場合は信頼する人に)。

・たびたび調べる

とかく仕事についた当初は,度忘れ,勘違い,手くずれなどが起きやすく,また不良品がたまる前にこまめにやり方を見てやり,間違いが身につかぬうちに修正してやる必要があります。

・質問するようにしむける

習った人は,忘れたり,新しい疑問があるとき指導者に対する遠慮や自分の物覚えが悪いことを知られたくないといった一種の見栄の気持ちから,なかなか質問をしてくれません。

ですから,指導者は質問しやすい雰囲気をつくり,質問をしやすくしておく必要があります。

・だんだん指導を減らしていく

知っていることは教える必要がなく,不明のところだけ指導すればよいのですから,指導回数が減ることもあるし,指導内容が簡単になることもあります。

これによって,習う人の独立心を起こさせたり,無駄な時間を費やさないですむようになるのです。

最後は,まったく独り歩きできるまで指導します。

このように,この4段階に従って教えさえすれば,必ず相手は仕事を覚えてくれます。

このとおりにやらないと,相手は仕事を覚えないかもしれません。

ですから,“相手が覚えていないのは,自分が教えなかったのだ”と考えるべきです。

・最後に

職場に問題があり,その問題把握には,問題意識をもって取り組むことの大切さを述べましたが,問題にはいろいろ種類があります。

これを大きく分けると,(A)人に関する問題と(B)物に関する問題,になります。

(A) の人に関する問題では,業務に取り組む作業者一人ひとりについて,その業務遂行に必要とされる要件が三つ上げられます。

それは,

・知識要件・技能要件・態度要件です。

まず,第一に,知識・技能要件が未熟であったり,不十分であれば業務は遂行できず,また仕事の遅れや品質低下を招き“問題”となります。

これを解決するには,「仕事の教え方」の技能を使って,正しく仕事ができるようにしなければなりません。

次に,態度要件が身についていないと,仕事への取り組みに意欲を持たず,規則を守らず,互いの関係に関心を持たないなどのために人と人との関係をこわし,仕事の達成に障害を及ぼし問題となります。

この解決には,「人の扱い方」の技能を活用して解決をします。

(B) の物に関する問題では,作業がやりにくい,物の移動や運搬に手間がかかる,取り扱いが面倒だということから品質,生産,生産費に悪影響を及ぼし“問題”となります。

この解決には,「改善の仕方」の技能を使って解決します。



 





 

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