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仕事の教え方のコツや上手な方法を分かりやすく解説

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仕事の教え方のコツや上手な方法を分かりやすく解説

仕事の教え方のコツや上手な方法


 

仕事の教え方のコツや上手な方法




仕事の教え方のコツや上手な方法

その③

「用意の仕方」の説明

準備は仕事の中で重要な部分です。

このことは従業員に仕事を教える場合でも同様です。

「仕事の教え方」カードの一面に「用意の仕方」が書いてあり,教える前の用意として,次の四つの必要事項があげられています。

教える前にこの用意ができていないと,効果を十分にあげることができません。

・訓練予定表を作る。

・作業を分解する。

・すべてのものを用意する ・作業場を整備する。

この四つの事項について,順を追って説明しましょう。

1.訓練予定表を作る

従業員の訓練は,前もってよい計画を立ててこそうまくいくもので,でたとこ勝負ではうまくいきません。

あなた方は,駿場の最近の訓練予定表を作ってありますか。

もし作っていなければ,早速作ってみてください。

訓練予定表を作れば,

① 自分の職場の現状をハッキリつかむことができます。

② 至急に訓練しなければならないことが,ハッキリわかります。

③ そして,それに対して,どのように計画をすればよいか,すなわち, だれを

どの作業に……

いつまでに……

訓練しなければならないかを明確にすることができます。

では,訓練予定表作成上の注意事項と記入順序(①~⑦)を次に述べます。

① 作成者の氏名,駿場名および作成当日の日付を左上に記入します。

② 左側の棚には,作業がいろいろある場合には,その各種の作業名を,作業がみな同じ場合には,仕事が要求する等級別,熟練度別,または機械のメーカー別,寸法別等を記入します。

③ 上には従業員の氏名を記入します。

男女の区別はいずれかに〇印等の記号をつけて識別してもよいでしょう。

④ 従業員の能力程度を記入します。

⑤ 訓練の必要点を,人事異動,作業ぶり,生産上の変化(仕事上の変化)の三つの面から考えて記入します。

⑥ 訓練の必要に併せて,訓練完了日を記入します。

この場合,少し余裕をみた日付にします。

⑦ 作業分解の整理番号の合香を記入します。

以上が,訓練予定表の作成上の注意事項と記入順序になります。

作業分解をすれば,指導者は次のような指導上の利益を得ることができます。

① 順序よく,わかりやすく,必要なことを落とさずに説明することができる。

② むだなことをしないですむ。

③ まごつくことなく,自信をもって説明することができる。

④ 大事なところ(キーポイント)をハッキリと強調してやることができる。

⑤ 習う人が覚えたかどうかを確実に確かめることができる。

⑥ 現在の仕事のやり方を反省し,改善することもできる。

作業分解は1回に教える分量(単位)ごとに作ることを原則とします。

分量は習う人が一度に習得し得る能力,作業の適切な範囲(作業自体の区切り),監督者が教えるために1回に割くことができる時間などを考慮して決めます。

例えば洗濯という作業のときの洗剤。

もう一つは,でき上る品物のほんの一部として使われる物。

例えば,障子貼りという作業のときの桟につけるのりなど,三つ目は,使って捨てられるもの,例えばウェスのようなものをいいます。

主なステップ(手順)について注意事項

① 主なステップとは,作業を進めるために必ずしなければならない主な作業手順のことです。

② 主なステップは,必ず実際に作業をやりながら決めていきます。

想像で作業分解を行うと,ステップを落としたり,余分な動作をステップに加えたり,完全な作業分解ができません。

③ 実際に作業を一区切りやってみて,そこで手を止め,今行ったことが主な作業手順すなわち主なステップになるかどうかを考えます。

④ 教える作業が同じでも,主なステップの区切り(刻み)は,習う人の経験や能力の程度に応じて大きくも,小さくもします。

すなわち,経験や能力の高い人には大きく,低い人には小さくします。

⑤ 検査,点検,測定などが作業に含まれているときは,それを一つの主なステップとして取り上げたほうが,指導に手落ちがなくなる場合があります。

⑥ 主なステップは通常「何をするのかJということですから,原則として作業分解表には「〇〇を△△するJという表現で書きます。

つまり,主語と述語で表現します。

⑦ 主なステップはできるだけ事実を正確に,簡単に,具体的に表現する言葉で書くようにします。

こうしておくと,作業をやって見せるときに,言葉と動作が合致するようにして説明することができます。

⑧ ステップの表現は,作業名を含めないこと,また対象型(シンメトリー)で取り上げておくこと(フタを開けるとあれば,フタを閉めるを落とさない)。

さらに各ステップの難易度が大体同じ程度になるように区切りを配慮することです。



 





 

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